流産の原因って?

初期流産の原因とは?

 

流産の原因というと「自分が原因」と思い込んでしまいがちですが、殆どの場合、胎児側に原因があることが分かっています。

 

流産はとても悲しいことですが、医療が進んだ現在においても妊婦さん全体で12%の方が流産すると言われています。

 

これは12人に1人の割合で起こってしまう自然の摂理とも言えることです。

 

また流産全体の98%が妊娠12週以内に起こっており、妊娠初期には特に一つでも原因となる要因を防ぐためにも安静第一となっております。

 

ここでは妊娠初期の流産の原因を知り、対策をしていきましょう。

 

 

妊娠初期の流産の原因とは?気をつけておきたい5つの対策!

 

流産の7割が胎児側の染色体異常

 

 

 

初期流産に多い稽留流産は、その原因のほとんどが胎児側の染色体異常と診断されています。

 

精子と卵子が出会う過程、または受精卵になった時にはすでに染色体に異常があり、流産の原因となります。
これは現在の医療をもってしても完全に防ぐことは出来ないとされています。

 

一方、アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校のブレンダ・エスケナージ医師の発表では、男性が【葉酸】を摂取した場合、摂取しなかった場合に比べて精子の染色体異常が減ったというデータがあります。

 

葉酸は無脳症や二分脊椎症といった神経管閉鎖障害という先天性異常のリスクを低減するとして、
厚生労働省によって女性への積極的な摂取(1日400μg)が推奨されていますが、女性だけではなく男性側も摂取したほうが良いかもしれません。 

 

※厚生労働省は、ポルグルタミン酸型葉酸(天然葉酸)の体内の吸収率の低さから、モノグルタミン酸型葉酸(合成葉酸)を推奨しています。
また、食材から摂取することが難しいことから健康補助食品(サプリメント)からの摂取を推奨しています。

 

 

感染症による完全流産

 

 

クラミジアなどの性感染症を伴った流産で、子宮内容物がすべて対外へ出てしまう「完全流産」の原因となることが多く、感染症による流産は母体へのリスクも上昇する為慎重な対処が必要とされます。

 

 

切迫流産の原因となる激しい運動や強い衝撃

 

 

激しい運動や腹部に強い衝撃があった場合に流産に繋がる切迫流産ですが、流産の一歩手前であり、そのまま出産まで向かうケースもあります。
ただし、特に有効な薬が無いため、経過観察となることがほとんどです。

 

流産の原因の7割~8割が胎児側の染色体異常とされる中、妊娠12週までは安静が第一と言われる理由はこれに当たります。

 

 

タバコ

 

妊婦にとってタバコは害でしかありません。
妊娠中のトラブルは未だに原因がはっきりしていないものも多い中、タバコは妊娠中の様々なトラブルの原因となるとはっきりとデータが出ております。
 
1日20本以上喫煙する方は、非喫煙者に比べて流産する確率が2倍にも増えます。

 

元気な赤ちゃんに出会う為にも、妊活から授乳期までタバコは吸わないようにして頂きたいです。
また周りにタバコを吸う方要る場合も同様、煙を吸わないようにしましょう。

 

精神的ストレス

 

 

ストレスは目に見えない分、なかなか向き合うことが難しいことでもありますが、ストレスが流産の間接的な原因となる場合もあると言われています。

 

職場や仕事にストレスを感じる方も多く、産休を取りにくいという雰囲気も感じる方もいると思いますが、赤ちゃんの為、あなたの自身の為に、身体的にも精神的にも健やかにお過ごし頂きたいと思います。

 

 

その他にも

 

子宮形態の異常、子宮内膜症機能不全、高血糖、ホルモンバランスの乱れ、高プロラクチン血症、などが原因となることがある